五雷正法の技の一つ・掌心雷。
本来は陽五雷(ようごらい)を使える者の技だが、陰五雷(いんごらい)を使う張霊玉がその真似をして、陰五雷で「掌心雷のような技」を使っている。
掌心雷
(ショウシンライ)
心炁/肺炁/腎炁/肝炁/脾炁
(シンキ)(ハイキ)(ジンキ)(カンキ)(ヒキ)
中国の陰陽五行理論において、五つの元素は同時に、人体五つの器官・五臓と対応している。
金行は肺臓、木行は肝臓、水行は腎臓、火行は心臓、そして土行は脾臓に当たっていて、五雷正法を発する必要なエネルギーの源は、この五つの気から出てくる。